第18回がにゅーオフ使用パーティ チェリム軸キュウコン晴れパ
ポケモン名 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
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キュウコン | フレアドライブ | しっぺ返し | 吠える | 守る | オボンの実 | 日照り |
チェリム | ギガドレイン | 宿木の種 | 日本晴れ | 守る | オッカの実 | フラワーギフト |
ラティオス | 流星群 | サイコショック | 神秘の守り | 守る | 気合いの襷 | 浮遊 |
ロトム水 | 十万ボルト | ボルトチェンジ | 目覚めるパワー氷 | 守る | 電気のジュエル | 浮遊 |
ワルビアル | 地震 | 噛み砕く | ドラゴンクロー | 岩雪崩 | 拘りスカーフ | 威嚇 |
ローブシン | ドレインパンチ | マッハパンチ | 岩雪崩 | 見切り | 格闘ジュエル | 根性 |
パーティ概要
チェリムの特性を活かすことを目標に構築した晴れパーティ。
チェリムは特性を発動させなければ基本スペックは並以下のポケモンのため、できる限り天候を維持しなければならない。
そのため、他の晴れ構築と比較して天候への依存度が高い。
パーティ全体の耐久力は低く、素の火力も割と控えめであるが、型に嵌った時の奇襲性と爆発力は高い。
個別解説
キュウコン
陽気 158-128-95-*-120-157
晴れギフトフレアドライブでサンダー(B105)に186〜220ダメージ
ギフト後攻しっぺ返しでラティオス(B101)に144〜170ダメージ
晴れギフト込でキングドラの珠ハイドロポンプをオボン込2発耐え
最速90族+1
このパーティのメインアタッカー。
チェリムとセットで使い爆発的な火力を手に入れるため物理型にしている。
晴れ+フラワーギフトの補正がかかったフレアドライブは殆どの相手を2発以内で倒すことができるため
キュウコンとは思えない対応範囲を得る。
またサブウエポンのしっぺ返しは多少強引ではあるが通常キュウコンが倒せないラティオスを
返り討ちにすることができるように採用してある。
吠えるに関しては当初デスラッキーの対策程度に考えていた技であったが、
対策が甘めなトリックルームの妨害手段としても使えるため採用。
またキュウコンは他の炎タイプと違い、雨に対して後発から天候を奪いながら投げられるため
後出し回数を稼ぐ意味合いを込めてオボンを持たせた。
チェリム
臆病 175-*-103-108-110-126
C197晴れオーバーヒートをオッカ込みで確定耐え
C1581段階虫のさざめきをギフト補正込みで確定耐え
C184珠虫のさざめきをギフト補正込みで最大乱数以外耐え
A177ドレインパンチ2耐え
最速バンギラス+2
タイトルにもある通りこのパーティの顔と言うべき存在。
役割としてはキュウコンを始めとする物理アタッカーの決定力を上げるサポート役がメイン。
しかしゲーム終盤の締めもこなすことができる。というのも、チェリムの特性は自身の特防も上げるので
晴れ状態であればドレイン宿木の回復ソースも加味するとかなりの範囲を見られるようになる。
半減できる水や電気は勿論、流星群を撃ったあとの龍も受けきることができるため、
ナットレイやルンパッパに近い使い方をすることもできる。
配分に関してだが、まずスカーフを持っていないユキノオーやバンギラスに先制して日本晴れができるように素早さを上げた。
そしてシャンデラやウルガモスと対面した場合でも立ち回りに幅を利かせるために特殊耐久を上げ、
物理耐久に関してもある程度の攻撃を受けても回復が追いつく程度まで伸ばしてある。
ラティオス
臆病 155-*-101-182-130-178
このパーティにおけるラティオスの役割は主に3つである。
1つ目は状態異常対策である。主にクレセリアに対して先制して神秘をはることでメインアタッカーに麻痺を撒かれることを防ぐ。
2つ目は格闘対策。天候主体のパーティは格闘の一貫性を作りやすい傾向にあるため、
その一貫性を打ち消す存在として重要な立ち位置を占める。
3つ目はドラゴン対策。このパーティには鋼がいないために後出しから龍技を受けられるポケモンがいない。
そのため正面から殴り合って倒す択を作るために襷を持たせてある。
一応流星群に関してはフラワーギフトで特防を上げれば耐えられるが、後出しして流星群を受けて動く頃には十分に体力が残っていないことが多い。
あくまでフラワーギフトで流星群を受けるのは試合の中盤以降であることが望ましいと考えている。
ロトム水
控えめ 157-*-127-157-142-106
ジュエル10万でニョロトノ(197-130)を最低乱数以外1発
目覚めるパワーでボーマンダ(171-100)を最低乱数以外1発
ラティオスの珠流星群確定耐え
水を受けられるポケモンは多いが、水に打点を持てるポケモンが少なかったため電気が必要だと考えて採用した。
最初はボルトロスで使っていたが、水炎を半減できること、岩が抜群でないことを大きく見て水ロトムに変更。
ニョロトノの他、眼鏡流星耐え程度のトゲキッスやブルンゲルを一撃で倒すことができるので、対応範囲はそこそこ。
特にブルンゲルが起動役の霰トリパに関しては、キュウコンとセットで選出することでトリルを阻止する動きが可能。
また大抵のオッカグロスもジュエル10万+晴れギフトフレドラで倒せるため、持ち物の分からないグロスに対しては
ロトムをぶつけてからキュウコンで倒す、という立ち回りをすることが多い。
ポルトチェンジは天候合戦になった時の択であるが、日本晴れやリフレクターのほうがいいかもしれない(
目覚めるパワーはパーティ内に龍やランドロスに対する打点が少ないために採用した。
ローブシン
意地 212-176-115-*-117-66
ジュエルマッハパンチでドーブルを確定1発、バンギラス(B130)に184~220ダメージ
ラティオスの眼鏡流星を乱数上3つ以外耐え
対砂、対ドーブルの要となるポケモン。
スカーフドーブルは数こそ少ないが当たった際に何もできないということがないように格闘ジュエルを持たせてある。
マッハパンチだけでなくドレインパンチの打点も上げることができるため腐りにくい。
またドレインパンチの打点が上がるということは回復量が増えることを意味しており、すなわち実質耐久力を底上げすることにも繋がるため
火力強化アイテムはそういった点でもシナジーしていると言える。
ワルビアル
陽気 171-169-90-*-90-158
噛み砕くでシャンデラ(136-110)を確定1発、ラティオス(155-101)を乱数下2つ以外1発
ドラゴンクローでサザンドラ(B110)に94~112ダメージ、ガブリアス(B115)に90~106ダメージ
ローブシンだけでは対砂が心許なかったため、もう1匹砂に対して強く出られるポケモンが必要となったために白羽の矢を立てた。
ただしワルビアルの利点は砂だけでなくエスパーやゴーストも見られるところにある。
最初この枠はガブリアスで使っていたが、この場合パーティ全体で見たときにクレセリアに対する打点が不足していた。
またラティオスやシャンデラを上から縛れる為、地面というよりは悪の側面が強く出ているポケモンと言える。
ちなみにこのパーティでワルビアルを使用する場合、地震は殆ど使わず噛み砕くと雪崩をメインに使っていくことが多い。
ドラゴンクローは主にサザンドラ、ガブリアスへの打点として使用する。
このパーティの主な戦績
・第18回がにゅーオフベスト8
・第2回SDT杯準優勝
・第4回熊本オフ 団体戦優勝
・ダブルレート1873