真皇杯 参加レポート
2か月に渡って参加した記録です。
長いので続きからどうぞ。
2/14 微粒オフ(東海地区予選)
数年前から親交のある微粒さんが主催を務めるオフ。
以前から名古屋に行く行く詐欺していたこともあり、今回のオフ開催をきっかけに足を運ぶことにしました。
ポケモン名 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
バシャーモ | フレアドライブ | とびひざげり | かみなりパンチ | まもる | バシャーモナイト | かそく |
ボーマンダ | すてみタックル | げきりん | じしん | りゅうのまい | ボーマンダナイト | いかく |
マンムー | じしん | つららばり | こおりのつぶて | ステルスロック | きあいのタスキ | あついしぼう |
化身ボルトロス | ボルトチェンジ | めざめるパワー氷 | でんじは | ちょうはつ | オボンのみ | いたずらごころ |
ギルガルド | シャドークロー | かげうち | せいなるつるぎ | つるぎのまい | いのちのたま | バトルスイッチ |
ニンフィア | ハイパーボイス | めいそう | あくび | ねむる | カゴのみ | フェアリースキン |
トルンさんにパーティ案を頂き、調整して持ち込んだ構築です。
第五世代の積みサイクルに似た構築という印象を受けました。
本人に立ち回りのアドバイスを頂きながら調整し、ある程度自信を持った状態でオフに臨みました。
●雑感
2勝5敗と大きく負け越してしまい予選落ち。
パーティ案を貰っていながら全く奮わない結果となってしまい、申し訳なさもあって酷く落ち込みました。
勝てなかった原因としては自身の経験不足に因るものが大半を占めており、特に化身ボルトロスやニンフィアを絡めた立ち回りを煮詰め切れていなかったことがあります。
また第五世代シングルとのギャップが大きかったこともあると考えており、当時は先発のポケモンでステルスロックや壁等を展開しつつ
死に出しされた後発のポケモンで全抜きを狙うという戦い方が主流だったのに対し、現在は残数を保ちつつサイクルを回す戦い方が主流になっていました。
おそらくこの構築もその流れを受けており、この点を事前に理解できていれば勝率に影響していたかもしれません。
兎にも角にも自分の力不足を痛感したオフだったので、次回はただオフに出るだけでなく勝つことを目標に努力しようと誓いました。
敗戦で負った心の傷は食でカバー。
写真には映っていませんがうまき(鰻を卵焼きで巻いたもの)も頂きました。是非一度食べてみたいと思っていましたが最高でした。
シングル厨までの期間はひたすら情報収集に専念。
ブログや配信等をこまめにチェックし、上位層の思考および環境の考察に多くの時間を割きました。
そんな中、とある配信で拝見したブルーヤ○ザ最速いのちのたまマリルリというものに惹かれ、様々な方の力をお借りして構築することに。
3/7 シングル厨のつどいオフ(関東地区予選)
以前から参加してみたかった関東の大規模シングルオフ。
募集定員の2倍近い応募がありましたが、無事に抽選に通ることができたので参加してきました。
ポケモン名 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
マリルリ | アクアジェット | はたきおとす | おんがえし | はらだいこ | いのちのたま | ちからもち |
ヒードラン | オーバーヒート | ラスターカノン | だいちのちから | めざめるパワー氷 | こだわりスカーフ | もらいび |
ガルーラ | からげんき | グロウパンチ | じしん | いわなだれ | ガルーラナイト | きもったま |
ゲンガー | たたりめ | きあいだま | おにび | みちづれ | ゲンガナイト | ふゆう |
クレセリア | れいとうビーム | でんじは | つきのひかり | みかづきのまい | ゴツゴツメット | ふゆう |
クレッフィ | イカサマ | でんじは | いばる | みがわり | たべのこし | いたずらごころ |
構築の詳細:https://game8.jp/matome/22518(GAME8さんのHPです)
珠マリルリ、スカーフヒードランを中心にどこからでもワンチャンスを狙える構築。相手が交代戦を挑んでくる所に付け込んで全抜きを狙います。
珠マリルリはとこたんさんから、スカーフヒードランはこまつさんからそれぞれアイデアを頂き
パーティとして纏め上げていく段階でくいたんさんを中心に全面的に協力してもらい完成。
直前には同じく熊本のプレイヤーであるダゲレオさんに立ち回りのアドバイスを頂くなど、数々のバックアップを受けて大会に臨みました。
ここまで大勢の方の手厚いサポートがあった以上、情けない結果では帰れないという強い意志を持って挑みました。
●雑感
予選を8勝3敗で1位通過し、決勝トーナメントを勝ち進み準優勝。本戦出場権を獲得しました。
全国行きを賭けた戦いは今までも数回ありましたが、初めて全国の舞台で戦うチャンスをモノにすることができました。
自分の実力以上の結果をもたらしてくれたのは他でもなく周りの方々のサポートのお陰だと考えており、結果で応えることができて本当に良かったです。
サイクル戦を主流とする第六世代の戦い方と逆行する形で組まれた構築でしたが、当日は思惑通りに試合を運べることが多く高い勝率をマークすることができました。
主な勝ちパターンとしてはスカーフヒードランの奇襲やゲンガーのみちづれで頭数を減らし、裏のマリルリかガルーラで積み技を使い詰めていくというもの。
特にマリルリが最速だったこともあり、HBに割いたクレセリアやスイクンに先制して一撃で沈める展開に持ち込めるのが強みでした。
また事前の情報収集が功を奏し、てんねんピクシーやどくどく+はねやすめメガボーマンダ、めいそうメガヤミラミなど
知っておかなければ一方的に倒されてしまうポケモンと対面しても冷静に対処できたことが勝利に繋がったとも考えています。
とはいえ負けた試合の中にはねこのてニャオニクスに一方的に倒されてしまった、クレセリアのトリックルームが見えていなかった等
知識面で不十分な点もあったのは反省点であり、まだまだ経験不足であることを思い知らされました。
準優勝の証であるシングル厨メダル。
このような賞品を戴いたのは初めてで非常に嬉しいです。プレイヤーとして生きた証なので大切にしていきたいです。
準備段階で「どのような個体・パーティが存在し、どのような立ち回りを取るのか」という情報を集めておくことの重要さを実感することができたため
本戦までの期間も足りない知識を補う意味も込めて情報収集を継続。
対戦による調整には十分な時間を確保することができませんでしたが、何もしないよりはマシだと考えできる限りのことを行っていきました。
3/29 真皇杯本戦
ポケモン名 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
マリルリ | アクアジェット | はたきおとす | じゃれつく | はらだいこ | いのちのたま | ちからもち |
ヒードラン | オーバーヒート | ラスターカノン | だいちのちから | めざめるパワー氷 | こだわりスカーフ | もらいび |
ガルーラ | からげんき | グロウパンチ | じしん | いわなだれ | ガルーラナイト | きもったま |
ゲンガー | たたりめ | きあいだま | おにび | みちづれ | ゲンガナイト | ふゆう |
クレセリア | れいとうビーム | でんじは | つきのひかり | サイコキネシス | ゴツゴツメット | ふゆう |
クレッフィ | イカサマ | でんじふゆう | いばる | みがわり | たべのこし | いたずらごころ |
シングル厨で使用した物と殆ど同一の構築を使用しました。変更点のみを赤字で示しています。
内容が割れていることもあって使用を決意するまでに紆余曲折ありましたが、今の自分が最も回せる自信がある構築ということでこの形に落ち着きました。
変更点について。
・マリルリのおんがえし→じゃれつく
はらだいこ展開ができそうにないときに使用する技として。
手品のタネを知っている人であれば展開を阻止してくることも考えられるために採用しました。
・クレセリアのみかづきのまい→サイコキネシス
メガミミロップ、メガバシャーモに対する打点を確保するために採用。
れいとうビームはメガボーマンダを見るために切ることができませんでした。
・クレッフィのでんじは→でんじふゆう
本戦ではスカーフガブリアス、スカーフマンムーが増加すると考え、地雷として仕込みました。
実際にこの技のお陰で1試合拾うことができたので間違った選択ではなかったと思います。
他にもヒードランの持ち物をこだわりメガネに変更することや、クレッフィをキノガッサに刺し替えることを考えていましたが、
立ち回りの軸がぶれることを危惧したこと、対メガゲンガーを重く見たかったことを踏まえ元の形で使用することにしました。
●雑感
予選ブロック3勝2敗と勝利数だけで見ると同率2位でしたが、オポーネントの差で3位となり敗退。私の真皇杯は幕を閉じました。
決勝トーナメントにこそ進むことはできませんでしたが、パーティの選択には後悔しておらず、今の自分にやれるだけのことはやった、という気持ちです。
何より全国の舞台で戦うことができたことはプレイヤーとして誇りに思います。
欲を言えばもっと勝ちたかったことは事実なので、更に実力を高めて再びこのような舞台で戦うチャンスを掴みたいですね。
総括
メインルールではないシングルバトルの大会でしたが、純粋に勝つことを目標にプレイでき非常に充実した期間を過ごせました。
また真皇杯を通じて普段参加できない地域のオフに足を運ぶきっかけにもなり、九州内だけで活動していては出会うことがなかったプレイヤーと交流することができたり
質の高いオフの運営を間近で拝見することができたりと大変多くの収穫がありました。
この様な機会を設けて下さった真皇杯に携わった全ての方にお礼と致しまして、この記事を締めたいと思います。
最後まで読んで下さってありがとうございました!